What’s Project未來圏?

少年を役者にする。
少女を役者にする

「役者って、かっこいい」。
一人でも多くの10代がそう思えるように。

日本初の、役者を創る演劇ユニット
<プロジェクト未來圏>

message

「役者が芽吹く土壌でありたい」

少し大きくかまえた夢を語らせてもらえるならば、これからの舞台芸術を考えたとき、未来の役者、将来のアーチストが生まれる、その土台を創りたいと思いました。俳優を志す若者が、現在第一線で活躍するプロと出会う。 その融合から明日の役者が生まれ育っていく。早い時期からプロの役者と舞台芸術に関わることで、新しい役者が創られていき、 新しい才能と出会うことで、現役のプロたちも気づき覚醒し進化していく。舞台芸術を取り巻く未来の土壌を耕すこと。私は仲間たちと共に<Project 未來圏>という夢を見続けようと思っています。

Project 未來圏 主宰・脚本家坂口理子(さかぐちりこ)

子どもの頃から舞台が好きで、高校時代に演劇部に所属し、小劇場演劇にハマる。学生時代はサークルで舞台照明を担当、裏方の魅力にハマり、テレビ関連の会社に就職して映像制作について学びつつ、自身の根っこである演劇との共通項である「脚本」を書くことを志す。『おシャシャのシャン!』で第31回創作テレビドラマ大賞の最優秀賞を受賞し、 NHK制作によりドラマ化される。主な作品は、 映画ではスタジオジブリの高畑勲監督との共同脚本による『かぐや姫の物語』の他、『メアリと魔女の花』『恋は雨上がりのように』『フォルトゥナの瞳』『チェリまほTHE MOVIE』『銀河鉄道の父』など、 またテレビドラマでは『女子的生活』『昔話法廷』などがある。舞台作品としては、フランク・ワイルドホーン作曲のミュージカル『四月は君の嘘』を東京及び各地で上演(2025年再演予定)。その他、テアトルサマーミュージュカル『WITH』、たねびとの会ミュージカル『しあわせのタネ』、岡山こども未来ミュージカル『ハロルド!』等がある。また2024年6月には、脚本を担当した、高橋大輔主演・宮本亞門演出のアイスショー『氷艶 hyoen 2024 -十字星のキセキ-』の開催が控えている。

about

Project未來圏が行きたい未来

役者って、かっこいい。

(キミの口からそんな言葉がこぼれるように)

スポーツ選手やミュージシャンに憧れ、なりたいと願うみたいに。 役者に「なりたい」と思う、10代のキミを増やしたいと思った。 ココロとコトバとカラダを使って、人を震わせる表現者。

誰かがキミに涙させられ、誰かがキミにシアワセをもらい、誰かがキミに感動する。役者は、なんてかっこいいんだろう。

脚本家・坂口理子が立ち上げた日本初の、役者を創る演劇ユニット <プロジェクト未來圏>。10代の未来に、あたらしい憧れが加わった。

公演情報

Project未來圏 第2回公演

『銀河廃線 2024 ~水底の転車台は僕らの想いを廻す ~

Story

「……なあ、知ってるか? 月のない真夜中に銀河が頭の真上に来た時に、この転車台がグルリと廻って廃線になった汽車が甦るんだってよ」

今はもうダム湖の底に沈んでしまった村に暮らしていた二人の少年、トキとカンちゃん、それに一人の少女、エリ。 三人はいつも一緒だった。学校の校庭で、放課後の原っぱで、そして夜中にこっそり家を抜け出してやって来た古びた転車台の上で、 同じ時間を過ごし、同じ空を眺め、同じ夢を見ていた……最後の星祭りのあの夜までは。祭りの晩の新月の闇の中、想い出は湖の底に沈み、綺麗に均衡のとれていた三角形の一辺が欠けて、彼らの心は時を止めた。まるでその記憶を永遠に封じ込めるかのように。

だが、それから13年たったあの夜と同じ祭りの晩に、カンちゃんが現れて、トキを村が沈んでいるダム湖へと誘う。 街を抜け出した二人を追うエリ……。 やがて三人は廃線の鉄路をたどって真夜中の湖へと辿りつく。 その時、水底の転車台が軋む音を響かせながらゆっくりと廻り、 いつしか彼らは汽笛と共に甦った汽車に乗っていた。銀河に散りばめられた物語をめぐりながら、忘れてしまった記憶のカケラを拾い集めるようにして、旅を続ける三人。そして銀河の裂け目の闇の向こうに微かな光が見えた時、三人はそれぞれの真実へと導かれてゆく----

少年少女が大人になるための哀しみと、かつて少年少女だった大人たちが抱くもう手の届かない憧憬を、切なさと、鈍い痛みを伴って描くファンタジー。

「さあ、転車台を廻して旅に出よう。ジョバンニやカムパネルラが乗り、そしてザネリが間に合わなかったあの美しい『銀河鉄道』よりも、いくぶん薄汚れ、錆びついてはいるけれど……きっとまだ、終着駅行きの最終列車には間に合うはずだから」

出演者

剣持 直明

(劇団だるま座)

山口 翔悟

(トライストーン・エンタテイメント)

石田 佳名子

(アクロスエンタテインメント)

大山 蓮斗

(テアトルアカデミー)

中里 詩織

(テアトルアカデミー)

堤 咲良

(テアトルアカデミー)

STAFF

  • 脚本:坂口 理子
  • 演出:美木 マサオ(マサオプション/ムケイチョウコク)
  • 照明:松本 永(eimatsumoto Co.Ltd.)
  • 音響:千葉 隆弘(ONETWO Inc.)
  • 音楽:市川 真也(マサオプション)
  • 衣装:小泉 美都/堀江 純子
  • 演出助手:前田 彩(マサオプション)
  • 舞台監督:今泉 馨(PPPステージ)
  • 制作:坂東 七笑(劇団だるま座)
  • 絵画:前田 麻里
  • 宣伝イラスト:鮮 ナヲキ
  • 宣伝協力:落合 貴之/福場 俊策/宮寺 信之
  • 記録・動画:平方 宏明
  • ホームページ制作:松井 律子
  • 制作協力:内田 裕美子/久保寺 和紀
  • プロデューサー:早川 玲奈(株式会社サンク)
  • 協力:株式会社テアトルアカデミー/株式会社トライストーン・エンタテイメント/劇団だるま座/株式会社アクロスエンタテインメント/MSエンタテインメントプロダクツ/株式会社サンク/テトラクロマット
  • Project未來圏サポートメンバー:加藤 央睦/鈴木 琉那/吉田 まいの/米本 奏哉
美木 マサオ

美木 マサオ

振付家・演出家。マサオプション主宰。ムケイチョウコクコアメンバー。東京2020パラリンピック、アシスタント振付家。

振付家として、登場⼈物の⼼情に寄り添ったステージングや、⼼の機微の抽象的表現、空間を変化させるような⾝体表現などに定評があり、これまでに120本以上の舞台作品を手がける。そのストーリーテリング⼒を活かし、演出家としても活動。演者としては、森⼭開次、⻑塚圭史など様々な演出家・振付家の作品に出演。

2008年4⽉〜2009年3⽉伊藤キム⽒の率いるカンパニー『輝く未来』に所属。2014年「マサオプション」を⽴ち上げ。⽇常にあるモノや⾔葉を使った⾝体表現で、⽣きる葛藤を表現し続ける。

近年はイマーシブシアター(没入型演劇)クリエーションチーム「ムケイチョウコク」のメンバーとして、物語空間に観客自身が入り込む作品を作っている。

⾝体表現のWSにも定評があり、ダンサー、俳優、⼦供、障がいのある⽅等、様々な⽅を対象に⾏う。東京⼤学教育部授業「創造性の⼼理学」ゲスト講師。

日時

2024年
4月10日(水)〜14日(日)
全6回公演

  • 4月10日(水)18:00〜
  • 4月11日(木)18:00〜
  • 4月12日(金)18:00〜ライブ配信あり
  • 4月13日(土)13:00〜スペシャルトークショーあり/17:30〜スペシャルトークショーあり
  • 4月14日(日)14:00〜スペシャルトークショーあり

カメラのアイコンライブ配信あり/マイクのアイコンスペシャルトークショーあり

※受付は1時間前/開場は、開演30分前です

会場

Artware hub

〒169-0051 東京都新宿区⻄早稲田3-14-3(Angels Garden内)

地下鉄:副都心線「⻄早稲田駅」1番出口より徒歩6分
東⻄線「高田馬場駅」6番出口より徒歩9分
JR山手線「高田馬場駅」早稲田口より徒歩12分
⻄武新宿線「高田馬場駅」早稲田口より徒歩12分

劇場チケット/全席自由席

  • 一般:4,500円
  • U-18:3,500円
  • テアトルアカデミー所属生:3,500円

※テアトルアカデミー所属生割引はご本人のみです。保護者・ご家族への適用はありません。

2024年2月16日(金)10:00 販売開始

配信チケット

一律:3,000円

4月12日(金)18:00の回をライブ配信、および4月18日(木)23:59までアーカイブ視聴可能

※4月18日(木)20:00販売終了

2024年2月16日(金)10:00 販売開始

news

Project未來圏公式Xでは
新しいポストと過去の公演の
感想とツイートがご覧になれます。

子どもの未来を応援する、
未来の役者を応援する。

Project 未來圏 と第2回公演『銀河廃線 2024』を応援するクラウドファンディングです!

2024年4月22日(月)23:59まで!(一部、4月5日(金)申込締切もございます)

contact

お問い合わせ:info@projectmiraiken.com